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おばんでございます。樫山です。
「暑さ寒さも彼岸まで」、とよく言いますが、明日から春の彼岸に入ります。
今年は20日が春分の日で、前後3日間のお彼岸の期間、23日までがお彼岸になります。
お彼岸といえば、墓参りをする文化がありますが、これは日本独自の文化で、仏教が伝来する以前からの先祖供養と自然信仰の習慣が結びついた文化です。
「生かされている事への感謝」「ご先祖様への感謝」をする大切な節目として捉えている、日本独自の価値観が、今もなお残されています。
自分の生まれた土地から離れて生活している人が多い今の日本でも、この時期になると、ご先祖様、故郷を思い出すという習慣が根付いています。
また、お彼岸の時期はお墓参りだけではなく、今の自分の置かれている環境や状況を省みて、お世話になっている人、大切な人への感謝の気持ちを改めて感じるいい機会でもあります。
こういった節目節目は、毎日忙しく過ぎる日々の中、日頃なかなか持てない感謝や反省の感情を思い出すいい機会です。
お彼岸の期間中は、そういった事を思いながら過ごせるといいですね。
さて、今日まで、真冬並みの寒さが続いていましたが、週間天気予報を見ると、この先暖かい日が続いていくようで、ぼちぼち桜が咲く様な気配がしてきました。
ちなみに、今年の東京での桜の開花予想は、24日頃となっています。
ようやく、暦の上でも天気でも春本番を迎えます。
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こんばんは、戸倉です。
今日は彼岸明けでした。
朝からお花と墓の掃除道具を持ってお墓参りに行ってまいりました。
彼岸に入ってから、くずついた天気が続いていましたが、最終日に晴れて
温かくなってくれたので助かりました。
ところで、彼岸の起源については、春分と秋分に真西に太陽が沈むことから、
西の彼方にあるとされた極楽浄土を思い馳せるという仏教の思想がが始まりと言われています。
日本に仏教が根付き、極楽浄土に住む祖先を思い、供養す独自の風習が行われるようになりました。
両親とともに、お墓を掃除していると、子供の頃に祖父母とともに墓参りに来た事、
一緒に出掛けた時の事、一緒に過ごした時間を色々と思い出してきました。
掃除を終えた後、墓碑の祖先、祖父母の名前を見ながら、心の中で感謝の言葉をかけ、手を合わせてきました。
家が近かったこともあり、祖父母には健康に関する相談もされたり、話す機会も多かったのですが、
その時に聞いた様々な体験は、厳しい時代を生き抜いてきた祖父母に対して
改めて尊敬の念を感じる機会でもありました。
祖父母の話から感じたことは、人は一人では生きていけない、助け合いながら生きているということを再認識し、
でも,それは当たり前だと思ってはいけないという事です。
誰かが自分を思い、声をかけ、力を貸そうと思ってくれたからこそ、自分は今ここに生きていられると思います。
私は自分が与えて貰ったものを感謝し、返していきたいと思いこの仕事を選びました。
家族、友人、先輩、後輩、先生、海外生活時代に出会った多くの人に助けてもらった事や、
かけてもらった言葉に感謝し、これから出会う人達にも同じように何か助けになり返していければと思います。
暑さ寒さも彼岸までと言われます。明日からは少しずつではありますが着実に寒い季節がやってきます。
急な寒暖差は体調不良の原因となるので、気を付けていきたいですね。
この仕事を始めた初心を思い出しつつ、自分を必要としてくれる人の為に、
精一杯仕事に励んでいきたいと思います。
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