東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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森岡

身土不二

2011.05.21

こんばんは、森岡です(^_^)ある本を読んでいて出てきた言葉。「身土不二(しんどふじ・しんどふに)」これは、もとは仏教用語であり、その意味は、「身」(=今までの行為の結果)と「土」(=身が拠りどころとしている環境)は、切っても切り離せない関係である。という言葉。また、この考えから転じて、人間の身体は住んでいる風土や環境と密接に関係しているため、その土地の自然に適した、旬な食べ物を育て、食することで健康な状態を維持できる。という、食養思想の中で使われたりしています。”体と土は一つである”この考え方は、東洋医学においても非常に重要な考え方です。東洋医学において「土(大地)は万物の母である」と言われ、その止まない変化・生成の基盤を”土”に据えております。これを人体の五臓六腑に置き換えると、土=脾胃となります。脾胃のつかさどる主な機能として、”受納と腐熟”つまり消化・吸収ということになります。院長 ....

原発問題(その11)

2011.05.15

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 原発問題(その1) 原発問題(その2) 原発問題(その3) 原発問題(その4) 原発問題(その5) 原発問題(その6) 原発問題(その7) 原発問題(その8) 原発問題(その9) 原発問題(その10) 続き行きます!! 前回のお話で、今なお原子炉が高熱を保ち続けてしまっている原因として、 ”崩壊熱”が発生している為であり、その崩壊熱の中でも、 ウランやプルトニウムが引き起こす崩壊過程の1つを”β(ベータ)崩壊”と呼ぶ ということを説明しました。 そして、この崩壊熱を冷やさんがために冷却用注水を増やしたりと、依然、緊迫した状態が続いております。 では、なぜこの崩壊熱が膨れ上がると危険なんでしょうか? 実はβ崩壊をしていく過程で重要な問題が発生するんです。 それは”β(ベータ)線”と呼ばれる ....

原発問題(その10)

2011.05.14

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 原発問題(その1) 原発問題(その2) 原発問題(その3) 原発問題(その4) 原発問題(その5) 原発問題(その6) 原発問題(その7) 原発問題(その8) 原発問題(その9) 続き行きます!! この原発問題も書いていたらだいぶ長編になってきてしまいましたが・・・ 諦めずに行きますよ~!! 今なお、原子炉に高い熱を保ち続けている原発。 本日の昼のニュースでも、3号機において原子炉圧力容器の温度が上昇傾向を示したため、 冷却用注水の量を毎時12tから15tに増やしたとの発表がありました。 ものすごい量です。 臨界はストップしているのになぜ圧力容器に依然、高い熱が発生し、鬱閉してしまうのでしょう? それは・・・ ”崩壊熱” なるものが引き起こしているからなんです。 前回までの記事 ....

原発問題(その9)

2011.05.08

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 原発問題(その1) 原発問題(その2) 原発問題(その3) 原発問題(その4) 原発問題(その5) 原発問題(その6) 原発問題(その7) 原発問題(その8) 続き行きます!! 前回は、核分裂反応を引き起こす代表的原子であるウランとプルトニウムについてでした。 少し話を核分裂に戻していきます。 核分裂は、”原子が分裂する”ことであり、 ”飛び回っている中性子がウランやプルトニウムに飛び込む”ことで、 その反応が引き起こされるということは、これまでにお話してきました。 この分裂反応は、いったん起こるとその反応をどんどん連鎖させていきます。 ではどのように連鎖していくのでしょうか? それは・・・ 核分裂が起こる際に、元の原子から新たな二つの原子が誕生するのと同時に、 いくつかの中性子を放出しま ....

九州放浪記

2011.05.07

こんばんは、森岡です(^_^)皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?往診事業部スタッフも各々、充実した休日を過ごしていたようですね。私もまとまった休日をいただけたので、この自粛ムードを打破すべく、かつ経済のサイクルの一端を担うべく、旅に出て参りました。”旅は豊かな感性を育ててくれる”との自論を展開しております私は、まとまったお休みがあればすぐどこかに旅立ちます。臨床に必要不可欠な”人間力”の育成です(笑)今回は熊本・大分に行って参りました。九州に行くのは初めてでした。ただ、直前に決めたので何にも計画を立てずにのんびりと行ってきました。(本当は屋久島に行きたかったのですが・・・。)熊本城に阿蘇山、そして夜は知り合いの方が馬肉料理屋さんをされていたので、そこでごちそうになり・・・。(・・・馬刺し、かなりおいしかった!!)馬肉料理屋さんはご家族で経営されていて、休日にも関ら ....

原発問題(その8)

2011.05.01

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 原発問題(その1) 原発問題(その2) 原発問題(その3) 原発問題(その4) 原発問題(その5) 原発問題(その6) 原発問題(その7) 続き行きます!! 前回は、核分裂を起こす原子の代表的なものにウランやプルトニウムがあり、 プルトニウムの中でもプルトニウム239が原発問題では重要になってくるというお話でした。 では、なぜプルトニウム239が重要なのか。 1つ目に、 半減期(放射能の強さが元の半分になる期間)が非常に長く、長期間の被曝は人体に重大な影響を与える懸念があるから。 2つ目に、 福島第一原発3号機の主な燃料としてプルトニウムが使用されていて、その中でもプルトニウム239が半分以上を占めるから。 因みに、よく”放射能”と”放射線”がごちゃ混ぜに使われていることがありますが、 この ....

原発問題(その7)

2011.04.30

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 原発問題(その1) 原発問題(その2) 原発問題(その3) 原発問題(その4) 原発問題(その5) 原発問題(その6) 続き行きます!! 今日はプルトニウムです。 プルトニウム。元素番号94番目。 なんかかわいらしい名前ですが、これは冥王星のプルトーからきております。 このプルトニウムは、基本的には自然界には存在しない人工の元素です。 では、どのようにできるかというと・・・ ウランが核分裂した際に生成されます。 その発見を歴史的に紐解いてみますと、ウランが核分裂した後にできる、 「核分裂生成物」を研究していたところ、その中に違う元素を発見しました。 それをネプツニウムと名付けました。 (因みに、この名前は海王星の”ネプチューン”に由来しています。) さらに、ネプツニウムを研究していた、カ ....

勉強会に行ってきました!!

2011.04.24

こんばんは、森岡です(^_^)本日は、当院院長も所属しております(社)北辰会の主催する勉強会へ行ってきました!!午前中は、関東支部支部長でおられる尾崎真哉先生による『北辰会方式とは?』、午後は、(社)北辰会代表でおられる藤本蓮風先生がいらっしゃっての特別講義『北辰会方式の体表観察学+公開臨床』、さらにさらに、緊急特別講義の『被災緊急時の鍼灸~鍼灸の底力~』という非常に盛り沢山の内容となっておりました。今回のテーマは、今まさに日本が見舞われている大震災に沿った内容であり、希少な講義内容でしたので、またとない機会となりました。関東支部の代表、そして会を代表する先生方の講義内容はとても濃く、大変勉強になりました。公開臨床もまさに”表を以って裏を知る”を見事に体現された素晴らしいもので、日本鍼灸の特徴でもある体表観察の重要性を改めて考えさせられました。藤本先生は臨床家として日本でも、いや、世界でも ....

続々と!!(その4)

2011.04.23

こんばんは、森岡です(^_^) 記念すべき、第一弾 続々と!!(その1) 続々と!!(その2) 続々と!!(その3) 新スタッフによる『清明なる日々』、第5回目は藤岡先生でした。 藤岡先生ブログ はじめまして。 院長ブログ    新スタッフ加入第5弾!! 藤岡先生は、院長ブログでも書いてある通り、清明院に何度か治療に来られてました。 そこで、僕がたまたま(普段は往診でほとんど外にいますので・・・)院内の受付をする機会があった時にお会いしたのが初コンタクトであります。 藤岡先生の印象は、院長もおっしゃっておりますが、誠実で真面目であります。 何度か僕の往診治療に同行していただいたのですが、毎回移動のためバイクの後部座席に座る時に 「よろしくお願いします。」 とおっしゃってくれるんです。 なんだか僕も恐縮して、心の中で「こちらこそよろしくお願いします」なんて言っ ....

原発問題(その6)

2011.04.17

こんばんは、森岡です(^_^) 前回までのお話・・・ 原発問題(その1) 原発問題(その2) 原発問題(その3) 原発問題(その4) 原発問題(その5) 続き行きます!! 核分裂を引き起こす原子として、ウランやプルトニウムがあるとお話しました。 まず、ウラン。 このウランには大まかに分けて、ウラン235というものと、ウラン238という二種類が存在します。 (細かく言えばウラン234も存在します。) このウランは、天然に存在する閃(せん)ウラン鉱という天然鉱石中に含有されます。 まぁ、石の中にあるんですね。 その割合としては、ウラン238が約99.3%、ウラン235が約0.7%の比率で含まれています。 この内、核分裂を起こすのは0.7%というわずかにしか採れない、 ウラン235の方です。 しかし、この極微量のウラン235では原子力発電に使用されるよ ....

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