東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気の病⑮

2023.10.04

 

 

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こんばんは。齋藤です

 

 

 

前回の続きです

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

前回までは、気鬱と気鬱に関する臟の話を簡単に書かせて頂きました。

 

 

 

今回からは、気滞について書いていきたいと思います。

 

 

 

気滞とは、その名の通り、気が滞ると書くので、気の循環障害です。

 

 

 

以前まで書いておりました、気鬱よりも障害の程度が進んだもので、気鬱の悪化により発生します。

 

 

 

原因は、情志の乱れや、食生活の乱れ、外邪の感受、捻挫や労働など様々あります。

 

 

 

東洋医学では外邪とは、風邪、寒邪、湿邪、暑邪などを指しておりまして、それらの邪が、外から入ってくることにより停滞を起こしてしまい、気鬱から気滞へと悪化していきます。

 

 

 

以前も書いた通り、気は体の中で常に循環しており、スムーズに流れていることが、重要になってきます。

 

 

 

そのため、何かしらの原因で循環に支障をきたすと、気鬱が発生し、悪化すると気滞になってしまうという流れです。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

 

 

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