東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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働きすぎに休みすぎ③

2020.07.01

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

今週より、毎週水曜日は齋藤が担当致します。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回のお話はコチラ

 

 

 

今回は、労心について書いていきます。

 

 

 

労心とは、頭脳労働の行い過ぎを指します。

 

 

 

疲労というのは、肉体疲労だけではないですね。

 

 

 

現代人は、仕事でPCなどを使用する事が増えたことにより、頭脳労働による疲労を感じる機会が多いと思います。

 

 

 

そのような疲労が溜まっていくと、心・脾の臓の働きに影響し、心脾血虚という状態を招きます。

 

 

 

動悸・健忘・不眠・多夢・腹満・下痢など精神活動や胃腸活動の低下を招き、この状況が続くことにより、腎まで影響を与え、腎陰虚という状態まで発展していきます。

 

 

 

この様な状態を招かない為には、休養はもちろんの事、食事、運動、ストレス発散というのが重要になってきます。

 

 

 

ストレスの発散方法に関しては、人によって様々だと思います。

 

 

 

甘い物や脂物を食べることによりストレスを発散させる人、飲酒をすることによりストレスを発散させる人、運動をして発散させる人、性行為で発散する人など、色々な方法で発散していると思います。

 

 

 

そういった事が過剰になる事によって、体調を崩すきっかけになる場合もあるので、注意が必要です。

 

 

 

参考文献

『基礎中医学』   神戸中医学研究会  (燎原) 

『中医病因病機学』 宋 鷲冰 主編  柴﨑 瑛子訳 (東洋学術出版)

 

 

 

 

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